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[C697] 科捜研鑑定書

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  • 2011-05-15
  • 鉄馬
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地検の意見書(2)自爆反論の巻

高知地検の意見書はうなずける内容がないどころか、自爆だろうと思える内容もある。その1つ「バスの制動距離が長くなる傾向があるので1m以上のスリップ痕が形成されないとはいえない」という反論について、こちらのコメント欄に書かせてもらった。

●路面摩擦係数を一般論で反論する検察
検察は「バスやトラックは摩擦係数が低くなる」という反論は、これらの車種は乗用車よりバイアスタイヤを履くことが多いから一般論としては間違いとは言えない。しかし、間違いなくそうかと言い切れるものではない。摩擦係数はタイヤの種類・銘柄や路面品質等の組み合わせによって異なるため一定ではないのだ。

ちなみに、レースが行われるサーキットの路面は、ヤスリのように荒い表面と桁違いの平滑性を備えた舗装で、一般路とは比べものにならないほど高い摩擦力が得られる。その経験から言うと、現場の路面は一帯が荒粒の表面をしているようで、車内に入る「ザー」というロードノイズからグリップの良さが感じ取れる。また、平滑性の良さも実走して実感できる路面である。路面摩擦係数は舗装にかけられる予算に比例するはずで、高速道路>国道>県道>市道の順にグリップが高いと思われる。

検察の「バスの摩擦係数は低くなるやろ」という主張は、現場の状況を考慮せずに、何の根拠もなく机上の一般論で摩擦係数が低いと言っているに過ぎないのである。

●ABSの作動速度を一般論だと認めない検察
ABSが作動したかどうかは、ブレーキ痕の形状が変わる重要な話である。検察は「10 km/h以上か未満かで場合分けをする根拠がない」とごまかしているが、一般論で語るならABSは10 km/h以上で作動すると言ってもいい。まあ、多少は数値が異なるケースがあるかもしれないが全ての自動車のABSを調べるのは無理である。しかし0 km/hから効き始めたり20 km/h以上まで効かないという車は無いだろう。

当局の圧力を感じて数値を隠ぺいするメーカーだったり、数値を把握していないとんでもメーカーだったり、ユーザーの裁判に関わりたくないというエゴメーカーなどの諸事情によって正しい数値が得られない場合があるようだ。いずれにせよ、検察官が一般論でスリップ痕を否定するのであれば、逆にABSの作動速度を一般論で認めなければならないではないか。

●科捜研計算書が信用できない
科捜研の計算ではバスと白バイの摩擦係数を0.7 ~0.8としてきた。今回の検察の「バスの摩擦係数は低くなるやろ」という反論は、この科捜研計算書の前提まで否定することになった。とすると、質量保存則によってバスの速度と白バイの速度を割り出したとされる科捜研の計算は全て狂ってくることになる。

科捜研計算書

どうやら質量保存則とやらは横滑りなみに胡散臭い説のようである。下記のような胸がスカッとする解説もあるのだが、この人に詳しい分析を依頼してはどうだろうか?

鑑定書の中で「運動量保存則を用いる」という言葉を見つけたら、十中八九でたらめ

白バイの衝突速度を最大60km/hとした科捜研計算書だが、その信頼性が揺るぎ始めている。また、60km/hで衝突したとしても、白バイ隊員が衝突の瞬間まで危険を感じずに何も減速しなかったとは考えられない。急ブレーキで減速した結果60km/hで衝突したなら、減速前の速度はかなり高速だったことになる。これは目撃者の証言とも一致するのである。

●秋霜烈日バッジに恥じない姿勢を
真実を追究するのであれば、机上論でああでもないこうでもないと言い合っても仕方ない。決定的な数値がなければ、憶測や一般論で決めるのではなく、実際に事故車を走らせて試すのが一番確実な方法ではないか。検察の言うとおりであれば、ABSは路面摩擦係数に関わりなく車輪速度に依存して作動し、ブレーキ痕が再現するはずである。

まあ、摩擦係数とABSの作動速度は一般論でも違うと根拠のない屁理屈を返してくる事は予想できるが、検証を拒否して真実はわからない。大阪地検の前田元検事の不祥事を挽回するいいチャンスではないか?検事は秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)のバッジに恥じない姿勢を見せてほしいものである。

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Author:監視委員長
職業:元自動車メーカー社員で、バイクや自動車の取り扱いや技術に詳しいらしい
資格:自動車整備士資格があるらしい
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