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唖然 当事者不在の無効判決(愛媛白バイ事件)

もう一つの白バイ事件である愛媛白バイ事件国賠控訴審、5月10日に高松高裁で判決が出された(金馬健二裁判長・安達玄裁判官・田中一隆裁判官)。内容は控訴棄却という、またもや首をかしげるような内容の判決文。これは不当判決、いや無効判決と言っていい。原告にしてみれば、手続き上の問題より判決内容に納得できないのは当然である。ぶつけてきた車両の修理代金を不当に請求してくるのは「当たり屋」なのである。そういう恥知らずな行為を追認した司法も共犯と言っていいだろう。

●原告入廷せず判決言い渡し
この裁判は、なんと原告と弁護士が入廷していないのに裁判官が判決を言い渡す、という珍事が起きて世間の注目を浴びた。
高松高裁、原告入廷せず判決/確認怠り謝罪
>高松高裁によると、法廷では同時刻に5件の判決を予定。白バイ事故の訴訟は5件目だったため、
>同高裁の男性職員が、男性と弁護人に法廷の外の廊下で待つよう指示。4件目の判決宣告後、
>職員は2人に声を掛けたが、入廷の確認をしていなかった。

単なる連絡不十分だったというより、いくつもの判決を一気読みするような裁判の流れ作業ゆえに「あっ、いけね」が起きたのだろう。こういう流れ作業で案件を処理する裁判官が、きちんと証拠調べを行ったのか怪しいものである。

判決文にしても当事者名を書き間違えていたらしい。こんなんじゃ、事務効率化のためにマスター判決文があって、日付と事件名当事者名を上書きすれば「一丁上がり!」てなインスタント判決文じゃないのか?と疑ったりする。いずれにしても真剣に取り組んだとは思えない判決であることは間違いない。しかも、原告と弁護士が不在の法廷で判決を言い渡すなどは論外である。

当事者不在の判決は無効であるといっていい。

●珍奇な法則に毒されている司法
LMさんがアップしてくれた判決文(その3)をざっと読んでアレレ?と感じる所があった。
>証拠(乙8の1、乙51)によれば、 1人乗りのオートバイ(重量185キログラム)を排気量1800cc級の
>乗用車の側面(前ドア位置)に時速50キロメートルで衝突させた実験において〜

この部分から伺えるが、乗用車とオートバイ(車重から判断すると400ccぐらい?)の衝突実験(側突実験)の資料が提出されたのだろう。ほぼ平面である乗用車側面に直角に当たる事例を、二輪同士が当たる事故に当てはめている。これは、いくらなんでも無謀だろう。二輪の場合は左右に倒れやすいため、衝突角度によって被害状況が大きく異なるケースが多い。

前輪に斜めから衝撃を受けたらハンドルは瞬間的に切れ込んでしまう。白バイに当てられたスクータのステアリングステムが折れているが、スクータの前輪がほぼ直角に突き当たらないと、このような折損にならないだろう。いずれにせよ、乗用車の側面に直角に当たるような単純な事例ではない。にもかかわらず、まるで関係ない側突実験を認めた判決なぞとても信用できる内容とは言えない。

土佐弁で言えば 「Thatした」判決文なのである。

●誤審の原因になる過度な信頼
複雑な物理現象を文系の裁判官が判断できる訳がないことを知って、上記のような「まがい物資料」を裁判に平気で出してくる輩が存在するらしい。事故事例からかけ離れた資料や半世紀も前の書物(技術的には古文書レベル)を引用して「ここに書いている」と、強引に主張してくる輩が存在するらしい。有力とされる人間でも、どう考えても事例に当てはまらなくても、物理的なプロセスを説明できなくても、都合がよいというだけで無謀な引用をしてくる事があるらしい(笑)

こういう無謀な説を展開するのは胡散臭い詐欺師っぽいと、判断する方がきちんと理解していれば問題はない。

ところが、物理現象を理解できないばかりか「まがい物資料」であっても受け入れてしまう裁判官の判断能力が真の問題なのである。また、内容より著名なというだけで信用し、公営または国家というだけでむやみに信頼してしまう裁判官の偏向が誤審の原因になることは言うまでもない。愛媛白バイ事件国賠控訴審判決を見ていると、やはりこの問題が底辺にあるようだ。

●権力特権を拡大解釈した欠陥判決
同じく判決文(その4)には、事故を起こした白バイが速度違反をしていなかった理由として次のように書かれている
>道路交通法41条2項は、速度違反の車両等を取り締まる場合の緊急自動車については、 さらに上記の
>法定最高速度80キロメートル毎時の規制もない旨規定している

ところが、逆提訴してきた白バイ隊員が提出した訴状には「緊急事案現場へ臨場するための緊急走行」と書かれているらしい。

つまり、道交法41条2項には「スピード違反の車両を取り締まる場合は最高速度の規定が適用されない」と書いているのであって「臨場するための緊急走行に高速度の規定が適用されない」とは書いていないのである。日本人なら誰が読んでも「車両等を取り締まる時の緊急自動車が最高速度の制限を受けない例外はスピード違反の車両を取り締まる場合だけ」と読めるはずだ。日本国の法律が成文法であるなら、道交法41条2項は速度違反車を追走して速度を計測するために必要な例外とされたのであって、それ以外の場合においてむやみに速度を出すのは、緊急自動車であっても道交法違反と解されるべきである。

この裁判官らは、白バイ隊員の訴状を見れば例外規定になかった状況でなかった事が分かるはず。それも調べずに、ただ「赤色灯を点灯させてサイレンを鳴らしていたからいいじゃん」てなノリで判決文を書いている。このように、国家権力側の特権を拡大解釈するのは裁判官らに官尊民卑という差別意識があるのか、文章で成り立っていない不文法であると言っているに等しい。とんでもないことである。この警察特権の拡大解釈が警察車両の無謀運転を増長し、市民が交通事故に巻き込まれる一因になっていると考えられる。高知白バイ事件の再審請求において、こんなとんでもない判断がされないように願いたい。

半年ぶりの投稿である。これはサボっていたのではなく、現時点はネット上の活動より実際の活動に集中していたためである。高知白バイ事件の再審請求も大詰めである。書くべき事が山ほどあるが、公開裁判と違って再審請求は非公開審議のため、守秘義務の制約で重要な情報が今は出せない事情がある。何で密室で再審請求を審理する必要があるのか理解しがたい。しかし、いずれ時期が来れば、結果にかかわらず公開するつもりである。当面は、差し障りなさそうな情報をボチボチだそうかと思案中である。


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Author:監視委員長
職業:元自動車メーカー社員で、バイクや自動車の取り扱いや技術に詳しいらしい
資格:自動車整備士資格があるらしい
趣味:写真を撮るのが得意らしい
特技:若い頃にバイクのレースに出てたらしい

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