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再審が決定した袴田事件

2014年3月28日、証拠捏造が疑われる冤罪事件で静岡地裁が画期的な決定が下され、Twitterなどネットが沸いた。袴田事件の再審請求で再審開始と保釈が決定されたのだ。Twitterで日本の三大冤罪事件に数えられるほど有名な冤罪事件なので詳細は割愛する。ありがたいことに、高知白バイ事件も三大冤罪事件のひとつに数えてくれた方もおり、支持の輪も広がっているなと実感できた。

●まともな裁判官のまともな判断
決定書で、裁判官が「拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する状況にあると言わざるを得ない」と極めて強い表現で、冤罪の可能性を放置してきた事を批判した。死刑が確定しても長いあいだ死刑が執行できなかったことは、国家が冤罪の可能性を認識していたと考えられる。にもかかわらず、国家機関が思考停止のまま、ギネスブックに載るほど長期間に渡って袴田氏を拘束してきたことは、刑事司法の理念を踏みにじっていることに他ならない。

真っ当なことをきちんと判断できる裁判官の存在は、まだまだ司法も捨てたもんじゃないかもしれない(苦笑)と期待できるだろう。とはいえ、人によりけりでは困る。当たり前のことが当たり前にできる司法が期待されるのである。

●検察が虚偽証拠で死刑を誘導
袴田事件ズボン
検証で袴田氏がはくことができなかった「証拠」のズボン

袴田事件で再審が決定された新証拠として、犯行時に着用していたとされる血痕が付着したズボンの評価で、血痕のDNAの不一致が挙げられる。検察側は「DNA試料の劣化や他の捜査員のDNSの混入などが考えられる」などとしたが、裁判官は科学的な理由で検察側主張を退けた。

さらに、原審控訴審で証拠とされたズボンが小さすぎ、袴田氏がまったくはけなかった事実がある。その事実について、検察側は、「B」表示のズボンが肥満体用のサイズだったのが味噌漬けになって生地が縮んだなどという虚偽の説明を弄して正当化してきた。ところが「B」表示は色を示すコードであることが分かり、ズボンが縮んだのではなく元々がスリムサイズだったのだ。実は、当初から警察や検察がこの事を分かっていたが、その事実を隠して裁判官の判断を誤らせたという。裁判官が激怒するのも無理はない。

このように、事実に基づかず根拠も無いデタラメを主張し、被告に有利な事実を隠すのは警察・検察のお家芸と言ってもいい。事実をねじ曲げ、無実の人を死刑にしようとするのが国家機関だから驚くほかない。部分的に捉えれば、まるで北朝鮮のようなのである。

●重大証拠の捏造疑惑から再審開始決定
証拠とされたズボンは、1年以上経過してから味噌樽から発見され、以前から証拠捏造の疑いが持たれていた。再審請求の審査で「発見の経緯が不自然で、血痕などの変色状況から、事件直後に隠されたものではない可能性が大きい」と警察の捜査を糾弾している。警察が証拠捏造の疑いがあるとの認定から再審が決定されたと言っていいだろう。

再審が始まれば無罪判決の可能性が高いが、死刑事案における証拠捏造とはコトは重大である。殺人未遂と断じてもいい。検察は決定を不服として即時抗告の構えを見せるのは往生際が悪すぎる。そういう姿勢が冤罪を生み出してきたのではないか。証拠捏造の事実がないか明らかにして、捏造の事実があればきっちり断罪する方が期待されているのだ。

●高知白バイ事件はどうか
ねつ造証拠写真ネガフィルム
事故が起きてから何か月もあとでスリップ痕の写真が出てきた高知白バイ事件

同様に冤罪と証拠捏造が疑われる高知白バイ事件だが、残念ながら袴田事件と状況が違いすぎて類似性がない。ただし、捜査機関が証拠をでっち上げて有罪に持ち込む図式は同じである。また、コトが起きてから何ヶ月も後で重大な証拠がひょっこり出てきたというのも共通点だ。

高知白バイ事件は、タイヤ痕というバスが動いていたことを示す証拠がある一方で、破片などの飛散状況はバスが停止していたことを物語っている。また、タイヤの濃さが変わるという科学的に説明できない事象も未解決である。御用鑑定士は、考えられる液体説を否定できず、タイヤのゴム屑説にすり替えている不自然さがある。警察・検察側で事故の見立てが、三者三様にバラつくというのも証拠の不自然さを伺わせると客観的な証明にもなる。

袴田事件においては、不自然な証拠のズボンを真面目に検証していれば、理不尽な人権侵害に至らなかったと思われる。高知白バイ事件でも、不自然な証拠を徹底的に調べ直す必要があるのではないか?

高知地裁の裁判官は、原審の判決は本当に正しかったのか見直してもらいたいものである。

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Author:監視委員長
職業:元自動車メーカー社員で、バイクや自動車の取り扱いや技術に詳しいらしい
資格:自動車整備士資格があるらしい
趣味:写真を撮るのが得意らしい
特技:若い頃にバイクのレースに出てたらしい

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