Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://r110.blog31.fc2.com/tb.php/7-d2388346

-件のトラックバック

[T2] 交通事故撲滅

交通事故は、その原因究明がきちんとなされなければ、的確な再発防止策等も立てられず発生件数を減らすこともできないと思いますので、こう...

-件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

検察のウソがばれたABSの作動

この事件においてねつ造疑惑の中心となるのがバスのスリップ痕の写真です。筆者がこの事故の話を聞いて、直感で「おかしい」と感じたのがこのスリップ痕なのです。本当にABS装備車で1メートルのスリップ痕が前輪だけに付くのだろうか?いよいよ疑惑の本丸に突入です。

横滑り説のリンクから来られた方へ
横滑り説の検討結果はこちら


●ABSの原理
ABSとはなんぞや?ということを知らないと議論になりません。ABSとは「アンチロック・ブレーキ・システム」とも呼ばれる装置で、簡単に言えば急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぐシステムです。タイヤのロックとは、車が進んでいるのにホイールの回転が止まる現象です。
ABSの原理
もう少し細かく言えば、ABSは急ブレーキ時にブレーキ効果を最大限に発揮させるため(本来はハンドルが効くようにするため)に、タイヤがロックする寸前の状態を維持します。タイヤのロックを防ぐため、原則的にABS装備車でスリップ痕は付かないと言っていいのです。
ただし、ABSはハーフスリップ領域で「寸止め」制御を行うので、タイヤのバウンドなどによって、瞬間的にロックすることがあります。また、さまざまな車種の条件や制御セッティングによっても、瞬間的にロックすることがあります。タイヤがロックしたときは、路面にスリップ痕がつきます。
ABSは、タイヤがロックしそうになると自動的にブレーキ油圧を下げ、タイヤの回転速度が復帰するとブレーキ油圧を上げます。このようにブレーキ油圧の増減を1秒間に何度も繰り返し、ブレーキの強さを断続的に変化させてタイヤのロックを防ぐシステムなのです。現在は、ほとんどの車がABSを装備しています。

●低速ではABSが作動しない?
検察が提示した証拠写真(下)は、約1メートルの連続したスリップ痕が写っています。この付き方は、低速でフルロックしたこと、つまりABSが作動していなかったことを意味します。このようなスリップ痕が付いた理由を、検察は「ABSというのは低速で作動しないからだ」と主張しています。

スリップ痕オタマジャクシ

確かに、一般論としてはABSは低速で作動しません。これは、車が停止してもABSが作動したらそれこそ誤作動になるため、極低速域でのみABS作動をカットするのです。このABSカット速度は車種によって異なりますが、人が歩く速度より遅い極低速域(0~5 km/hぐらい)であり、10 km/h程度ではカットされないケースが多いと思われます。

また、急ブレーキのような状態でABS作動がカットされるのは、停止直前のほんの一瞬にすぎません。また、極低速制動では、車の運動エネルギーがサスペンションに吸収される割合が高いため、極低速域ではタイヤがロックしにくい傾向が強まります。

長年の経験からも、10 km/h程度の速度では、証拠写真のようなスリップ痕が「付く」とは思えませんでした。しかし、「付かない」とも断言できる材料はありません。まあ、机上論だけで「ああだろう、こうだろう」と検討しても仕方ありません。確かなことを言うためには、検証テストで確認するしかないのです。裁判においても、被告側は検証テストを要求しましたが、検察は拒否し裁判官も必要なしと却下したのです。こうなれば、被告側は無実を訴えるのに検証テストを行って、その結果を公開するしかなかった事情もあります。

●事故車両はABSが作動していた
検証テストは、道路端から第2車線までに相当する6.5m区間を発進加速して急ブレーキをかけるテストを何回も行いました。
ロック解除

KSBの動画(高知白バイ衝突死(1))が分かりやすいのですが、ブレーキがかかった瞬間にタイヤ回転が一瞬止まりそうになりますが、再びタイヤが回転してから停止します。明らかにABSが作動しているのです。また、条件を変えて何度急ブレーキをかけてもABSは作動し、毎回ほぼ同じパターンのスリップ痕しか付きません

●証拠写真のようなスリップ痕は付かない
では、どのようなスリップ痕が付いたかというと、下の写真のようにブレーキの効き始めと停止する所の2個所に薄く付きます。停止する所のスリップ痕はごく薄くて、ほとんど写真に写らない程度です。ABS装備車にもかかわらず、ブレーキの効き始めの所でスリップ痕が付くのは、バスの車輪部品の慣性質量が重いためブレーキ液圧が開放されてもタイヤ回転の追随に遅れが生じるためと考えられます。車輪部品が軽い乗用車ではこの現象は少ないと思います。また、スリップ痕が目立ちやすいスタッドレスタイヤのゴム質も影響しています。
スリップ痕結果1

スリップ痕が2個所に分かれて付くのは、ABSの作動によってブレーキの強さが制御されているためです。2個所のスリップ痕は、だいたい1.0~1.2メートルの範囲にあります(速度によって少し変化します)。この値は警察の写真でスリップ痕とされた黒い部分の長さとほぼ一致します。しかし、警察の写真と比較して、スリップ痕が2個所に分かれ、さらに明らかに薄い点が異なります(下図は簡素化して描いた図であり、実際の縮尺や濃さを示しません)。
スリップ痕比較

スリップ痕が薄いのは、ハーフロック域でスリップしたためと思われます。ABSはこの領域で制御しますので当然といえば当然の結果です。車速とタイヤの回転速度が同じときはスリップしていませんが、車速よりタイヤの回転速度が低いときにハーフロック域のスリップになります。車速がゼロ以上でタイヤの回転速度がゼロ(回転停止)になるとタイヤロック(フルロックまたは100%ロック)になります。なお、スリップ痕の濃さは、タイヤのゴム質や重量によっても異なります。

テストでのスリップ痕は、何かの拍子で違ったのではありません。何度やっても同じ結果となったことは、その自動車の特性がはっきり表れた結果なのです。

●検証テストで検察のウソがばれたが
監視委員長は、3回の検証テスト(07年8月30日、07年9月22日、07年11月17日)に立ち会い、何十回もブレーキングを見てきました。しかし、警察の証拠写真のような1メートルもの連続したスリップ痕はただの1回も付かなかったのです。検証テストの結論として、立合者の責任において警察の証拠写真のようなスリップ痕は付かないと明言しておきます。


検察は現実に基づかない机上の空論にすぎない「ABSは低速でカットされる」という一般論で主張してきました。というより、検証されると都合が悪いことが露呈するから、かたくなに拒んできたとも受け取れます。 しかし、検証テストで検察の主張が事実でないことがテレビでも放送されました。これに対して、どう反論するのでしょうか?

司法についても同じです。検察の主張が事実でないとわかっても、なお被告の証拠を調べようとしないのでしょうか?裁判官に少しでも謙虚さがあれば、検証テストを認めたはずです。ところが、高知地裁の片多裁判官と高松高裁の柴田裁判官は、現場・現実より机上論だけで人を裁くことができるというのでしょうか?

この検察と裁判官の傲慢な姿勢によって、被告が無実を証明する機会を奪われたといえます。これでは冤罪が起きても不思議ではありません。司法と警察は何のためにあるのでしょうか?犯罪を作るための政府機関なのでしょうか?本当に存在意義が分からなくなります。
関連記事
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://r110.blog31.fc2.com/tb.php/7-d2388346

1件のトラックバック

[T2] 交通事故撲滅

交通事故は、その原因究明がきちんとなされなければ、的確な再発防止策等も立てられず発生件数を減らすこともできないと思いますので、こう...

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

国民が司法を審判しよう

バナーS

プロフィール

監視委員長

Author:監視委員長
職業:元自動車メーカー社員で、バイクや自動車の取り扱いや技術に詳しいらしい
資格:自動車整備士資格があるらしい
趣味:写真を撮るのが得意らしい
特技:若い頃にバイクのレースに出てたらしい

検索フォーム

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。